通常罠 EE2-JP166
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分の数値だけ自分のライフポイントを回復する。
回復版魔法の筒。
ディメンションウォールと並んで、魔法の筒の2番手として知名度のそこそこ高いカードです。
では果たして、ディメンションウォールとドレインシールドでは、どちらの方が優秀なのでしょうか?
双方の利点を挙げることで、検証していきましょう。
ディメンションウォールが勝っている点
相手のライフを削ることが出来る
相手のライフを0にすれば勝てるこのゲームにおいて、ディメンションウォールはエンドカードになります。
それこそ、ゴブリン突撃部隊なんかを跳ね返せば3割ほどのライフをこのカード1枚で削れますので、意外とこのダメージは侮れません。
相手のライフを減らすということは、コストを必要とするカードを使えなくするという、見えないアド作りにも大いに活躍してくれますね。
ドレインシールドが勝っている点
自分の選択肢を増やす
ドレインシールドの場合、自分のライフを増やすことで、コストを払いやすくなるという利点があります。
また、あまり知られていないことですが、ディメンションウォールに対してカードの消費枚数が少なくて済むのも、利点でしょう。
ディメンションウォールの場合、時としてディメンションウォール自体とモンスターカードの2枚のカードを失うことになりますが、ドレインシールドの場合はどう転んでもカード消費は1枚で済みます。
モンスターが場に残りやすいということは、その後も壁や生贄要因としての活躍も期待出来るので、ディメンションウォールに対して、相対的な場アドではこちらが優位でしょう。
以上から総合的に判断すると・・・。
自分の場を空にすることが前提の場合はディメンションウォール、戦闘依存度の高い場合はドレインシールドが有利ということになります。
もう少し突き詰めると、普通のデッキに突っ込むならドレインシールド、尖ったデッキへはディメンションウォールがいいでしょう。
ただ、何れを採用するにしても注意すべきことは、どちらも手札&場アドを失うカードであるということ。
これらのカードを採用するなら、ライフで勝負するデッキ構築を心がけてください。