通常魔法 PP6-003
フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。
千年の盾が割られているイラストが光るカード。
まあ、千年の盾はこんなカードを使わなくても簡単に割ることは出来ますがww
このカードの効果とよく比較されるのが、抹殺の使徒。
抹殺の使徒は、表守備に耐性がない代わりに除外効果がついています。
つまりどちらが優秀かということは、「除外効果と表守備破壊効果のどちらが優秀か」という疑問に達することになります。
これは、デッキ構築や環境によって左右される場合が多いので一概には言えませんが、それでは結論に辿りつけないので開闢スタンを例にとって考えてみたいと思います。
抹殺の使徒を打ちたいカード例:クリッター、キラー・スネーク、聖なる魔術師、深淵の暗殺者
これらのカードのうち、リバースカードについては基本的に裏守備で召還される為、除外出来る確率自体は非常に高くなります。
また、クリッターやキラー・スネークについては、裏守備で召還される頻度はリバースカードほど高くはありませんが、それでも不利な状況になるとしばしば見かけます。
また、開闢の餌を減らすことにも地味に貢献してくれるので、それ以外のモンスターを砕いた場合でも、シールドクラッシュよりは優秀でしょう。
相手のデッキ構成によっては、キーカードにヒットすれば勝ちなカードなので、それ故の準制限といったところでしょうか?
シールドクラッシュを打ちたいカードの例:罠モンスター、魂を削る死霊、マシュマロン、表守備の開闢の使者
一般的にシールドクラッシュを打つ対象となるカードは強固な壁モンスターが多いです。
ただ、その際には攻撃宣言を介している場合が多く、これは裏を返せば元々は裏守備で出されるモンスターということになります。
つまり、攻撃宣言をする前なら抹殺の使徒でも問題無く破壊→除外出来るわけです。
それでも、最近流行りのメタル・リフレクト・スライムに関しては、シールドクラッシュに圧倒的に分があるので、今後の環境次第では期待出来るカードと言えますね。
以上から考察するに、抹殺の使徒≧シールドクラッシュという結論が出そうです。
デッキにこれらのカードを採用する際には、とりあえず抹殺の使徒を2枚積んで、それで足りない場合にシールドクラッシュを補充するといいでしょう。
実際、表守備に対抗する手段はこのカードだけではないので、必要以上に警戒する必要はないと思います。
まあ、そうは言っても、やはり最初に述べたように環境によって左右される部分が大きいので、それに合わせて採用を検討するといいでしょうね。
サイドで入れ替えてみても面白そうです。
その辺は、各個人のお好み次第ということでw